日本ハム・ドラ1吉田、先輩・斎藤佑と初対面「オーラすごい」
日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(17)=金足農=ら新人8選手が24日、札幌ドームで行われた「ファンフェスティバル2018」に登場した。吉田は同じ甲子園の申し子で、背番号18の先輩でもある斎藤佑と初対面。「プロ野球選手のオーラがすごいと思いました」と感激した。
待望の瞬間は新入団選手のお披露目イベントの直前、待機していたベンチ裏で訪れた。「自分があいさつをすると、『よろしく』と言ってもらえました」。たった数秒間の出来事でも、17歳の心には一生忘れられない記憶として深く刻まれた。
その後、背番号18のユニホーム姿でファンの前に初登場。色紙に「全力」とプロでの意気込みをしたため、思いを伝えた。「高校野球も全力でやっていたので、初心を忘れずに全力でどんどん前に進んでいければいいなと思います」。昼前にドームを後にし、他の新人選手と共に札幌市内の合宿所を見学した。
「(札幌ドームは)見たことのないくらい広くて、今までで一番の経験になりました」
登場曲は「三代目J Soul Brothersを使いたいなと思います」と吉田。ファン3万4222人の前に立ち、大声援を浴びてプロとしての自覚と覚悟が芽生えた。必ず1軍の舞台で活躍し、新風を吹かせる。