イケメンプロ野球選手がストーカー被害 贈り物が連日届いたある日…
元プロ野球選手の西崎幸広氏(54)が25日、カンテレの「お笑いワイドショー マルコポロリ!」に出演し、日本ハム在籍時の現役時代、ファンから受けたストーカー体験を語った。
番組では「イケメンプロ野球選手を襲った女難 西崎幸広編」として再現ドラマ形式で伝えた。ある日、西崎氏が球団に出向くと職員から、「荷物届いてるよ」と知らされた。開けてみるとトイレットペーパーなどの日用品だった。西崎氏は「ちょうど切らしていた」と何の疑問もなく持ち帰ったという。翌日も同じ女性から荷物が届き、開けてみると食器類だった。西崎氏はやや不審に思ったという。さらにその翌日も同様に届いた。開けてみるとペアのパジャマだった。西崎氏はさすがに怖くなったという。さらに翌日も届いたが、怖くなって受け取りを拒否した。
当時の大沢啓二監督が「西崎!この女知ってるか。あれほどファンには手を出すなと言っただろ。お前にもてあそばれたって、親が怒鳴り込んできたぞ」と西崎氏を問いつめた。
西崎氏が完全否定すると、大沢監督は「彼女と話し合え」とし、球団は女性に西崎の住所を教えてしまったという。女性は西崎氏の自宅を訪れ、インターホン越しに会話。「あたしのことどう思ってます?」と言われ、「応援ありがとう」と答えた。
後日判明したこととして、女性は球場で西崎氏と目が合い好意を持ってくれたと勘違いしたそうで、一緒に暮らすことを思い描き、荷物を送りつけ最後は身一つで行くつもりだったという。
西崎氏は「本当に怖かった。1回で分かってくれた」と振り返った。西崎氏は日本ハムから西武に移籍。入団1年目から15勝をあげ、最多勝1回。通算127勝をあげた。イケメンぶりに、トレンディードラマが全盛のころだったために「トレンディエース」との呼び名が付いていた。