オリックス・佐藤達也が引退セレモニー「本当に幸せでした」
今季限りでの引退を決めた佐藤達也投手が25日、京セラドーム大阪で行われたオリックスのファンフェスタの中で引退セレモニーを行った。
打者・安達、捕手・山崎勝に対して最後の1球を投げ込んだ。
スピーチでは「こんな僕のためにセレモニーを行ってくださった球団に感謝します。野球を始めてからプロ野球選手になれるなんて思わなかった。素晴らしい人たちに恵まれてプロ野球選手になれました。素晴らしい球団と最高のチームメート。そして、最高のファンのみなさんの中でプレーできたのは本当に幸せでした。7年間という短い間でしたが本当にありがとうございました」と話し、この日集まった1万8986人の観衆から大きな拍手が送られた。
そのまま胴上げで6度、宙に舞った。
佐藤達は「本当にありがたい。(最後は)やっぱり勝己さんかなと思ってお願いしました」と振り返った。
思い出に残る試合について「やっぱり2014年、優勝に届かなかった試合と七回以降、100連勝の記事がうれしかった。当時いた投手でつくった記録。その中にいられたのが1番うれしかったですね」と笑顔で振り返っていた。
かつて、2年連続で最優秀中継ぎ賞を獲得した右腕は今後、球団職員としてチームを支える。