中日・田島、来季守護神の座に返り咲く
中日・田島慎二投手(28)が25日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で2度目の契約交渉に臨み、約36%ダウンの7000万円で更改した。今季、不本意な成績に終わった右腕は再び守護神の座に返り咲く決意をにじませた。
表情は最後まで曇ったままだった。提示は減額制限(1億円以上は40%)に迫る大幅ダウン。「今年の成績では当然。悔しさもあるし、恥ずかしい気持ちもある」。田島は現実を受け止めた。
不動の守護神として期待された今季は30試合の登板で0勝4敗15セーブ。防御率7・22の成績は当然、納得できるものではない。「もっとやれるという気持ちはある」と言い切り、「来季に向けてやり返そうという気持ちしかないです」と名誉挽回へ意気込んだ。