巨人鍬原が10%増の年俸1650万円でサイン オフは同級生田口とトレ「互いに刺激」
巨人・鍬原拓也投手(22)が27日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、10%アップの1650万円でサインした。
ドラフト1位で中央大から入団した今季。春先は上半身コンディションで出遅れたが、順調な回復を見せ、5月31日の日本ハム戦ではプロ初先発を勝ち取った。
6月14日のソフトバンク戦(ヤフオクD)ではプロ初勝利を挙げた右腕。さらなる活躍が期待されたが、その後は制球やセットでの投球に苦しみ、安定した投球は披露できなかった。8月には左脇腹痛を発症し、悔しいシーズンとなった。
自身も「まだまだコントロールが課題と感じ」と振り返った。
シーズン後半やキャンプから2段モーションやカットボールの取得に取り組み、さらなるレベルアップを目指している。
オフは、田口との自主トレも計画している右腕。「同級生でライバルと思っている。互いに刺激しあえると思ったので決めました」と明かした。
原監督も鍬原は将来的に抑え、という位置を担うことを期待している。「ゆくゆくはやりたい」。思いを現実にするために、日々、邁進していく。(金額は推定)