DeNA田中健が1500万ダウンの年俸4600万円でサイン「悔しい1年だった」
DeNA・田中健二朗投手(29)が27日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、減額制限25%に迫る1500万減の年俸4600万円でサインした。
昨季まで2年連続60試合登板を記録した中継ぎ左腕は、今季は不振から11試合の登板にとどまり、1勝1敗、防御率6・57の成績に終わった。
「(1、2軍を)行ったり来たりで、1軍にいる期間も短かった。悔しい1年だった」と振り返った田中健。過去2年間の勤続疲労もあって状態を維持できず「1軍では抑えようとして、普段やらない力で抑えることをやろうとしてしまった」と反省点を口にした。
それでも「ファームの若い選手と競争する中で、自分を見つめ直す良い時間にはなった」とした上で、「去年、おととし以上にレベルを上げていきたい。変化球でストライクを取れるようになれば勝負できる」と来季の巻き返しを誓った。(金額は推定)