ヤクルト・村中は協約超え50%減の1400万円でサイン「ゼロからのスタート」

 ヤクルトの村中恭兵投手が27日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、50%減の1400万円でサインした。10年と12年に2度の2桁勝利を挙げた左腕も、今季はわずか3試合の登板。制球難が顔を出すなど、2年連続で未勝利に終わった。

 野球協約の減額制限(年俸1億円以下は25%)を超えるダウン幅にも「今年、去年と全く活躍できていない。正直、来年はないかなと思っていた。チャンスをもう1回、もらえたことに感謝しています」と神妙。「チームに貢献できず、悔しい、申し訳ない気持ちがずっとあったシーズン。ゼロからのスタートに近い。体をしっかり作り直して、トレーニングもそうですし、やったことのないことにもチャレンジしようかと思っている。1試合でも多く貢献できる試合を作れたら」と背水の覚悟を口にした。

(金額は推定)

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