新人王はDeNA・東、楽天・田中が受賞 東は圧倒的票数を集める

 プロ野球の「NPB AWARDS」が27日、都内ホテルで行われ、今季の新人王を発表。セ・リーグはDeNA・東克樹投手(22)、パ・リーグは楽天・田中和基外野手(24)が受賞した。

 東は1年目から先発ローテの軸を担い、24試合に登板。11勝5敗、防御率2・45の好成績を残した。球団では60年ぶりの記録となる対巨人5戦5勝をマーク。キラーぶりを発揮した。

 有効投票294票のうち、290票を獲得。2票の広島・アドゥワ誠投手、1票のDeNA・京山将弥投手をおさえ、圧倒的票数を集めて選出された。球団では15年の山崎康晃投手以来、3年ぶり8人目の受賞となった。

 一方、田中はシーズン途中から外野のレギュラーに定着し、105試合に出場。スイッチヒッターとして打率・265、18本塁打、45打点、21盗塁をマークした。楽天では07年の田中将大投手、13年の則本昂大投手以来、5年ぶり3人目の受賞となった。

 新人王の有資格者は支配下に登録されてから5年以内で、投手は1軍で30イニング以内、打者は1軍で60打席以内という規定がある。田中は昨季、59打席しか立っておらず、2年目で大きく飛躍を遂げた。有効投票258票のうち、112票を獲得。オリックス・山本由伸投手(70票)、ソフトバンク・加治屋蓮投手(45票)らとの混戦レースを制した。

 【DeNA・東】「今年しか取れない賞なので、率直にうれしいです。シーズンは長いと思ったが、あっという間だった。満足せずに継続できたことが(新人王を獲得した)要因かなと思います」

 【楽天・田中】「『明日も試合に出たい』という思いが、いい結果につながったのかなと思います。新人王を取ったことで来年も注目されると思うので、恥じないような活躍をしたい」

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