西武・山川がMVP初受賞 浅村を「超えたい」一層飛躍へ流出主軸をライバル視
「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」が27日、東京都内で開かれ、最優秀選手(MVP)にセ・リーグは広島の丸佳浩外野手(29)が2年連続で、パ・リーグは西武の山川穂高内野手(27)が初めて選出された。2年連続受賞は2008、09年のラミレス(巨人)以来。最優秀新人(新人王)には、セがDeNAの東克樹投手(22)、パは楽天の田中和基外野手(24)が選ばれた。
リーグ優勝への貢献度を評価されての自身初のMVPに、西武の山川は「めっちゃうれしい。MVPは浅村さんと思っていた。びっくりしている」と目を細めた。47本塁打という豪快な打撃でつかんだ勲章はリーグ優勝との二重の喜びとなった。
得票の2位だった浅村との中軸コンビで、リーグ優勝の象徴だった“獅子脅し打線”を引っ張った。先輩を上回ったのはアーチをかけた差だった。「今年は12球団で一番ホームランを打てた。これからも続けたい」。持ち前のパワーでMVPを引き寄せた。
チーム内で競い合ってきた浅村は来季から楽天に移籍するが、山川の自信は揺るぎない。「浅村さんは他のチームに行くけど、自分にとって超えるべきライバルと思っている。(チームには)ピンチだけど、自分には大きなチャンス。今まで浅村さんがかえしてきたランナーをかえすことができる。自分が一回りも二回り大きくなることができる」。先輩の抜けた穴を埋めるだけでなく、キャリアハイの成績を残した今季を上回る数字を狙う。
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