オリ・ドラ1太田、巨人・坂本になる 契約金8500万円、年俸800万円で仮契約

 オリックスは27日、ドラフト1位で指名した太田椋内野手(17)=天理=と大阪市内で交渉し、契約金8500万円、年俸800万円(金額は推定)で仮契約した。背番号は31。

 力強い打球を広角に打ち分ける高校通算31本塁打の右打者。巨人・坂本勇のような打てる遊撃手が理想だ。「(将来は)3番でショートを守れる選手になりたい」。遊撃手としては史上初の打率3割、30本塁打、100打点を目標に掲げた。

 交渉にはオリックス打撃投手で元近鉄の父・暁さんも同席。「始まると胃が痛いでしょうね…」と息子とチームメートになる複雑な心境を明かした。そんな父の不安を一掃する意味も込めた高い目標を設定した太田。寮生活のため父とはまだ落ち着いて話せていないが、「厳しい世界だと聞いている。しっかり頑張りたい」と意気込んだ。

 今年のドラフトでは、同級生で遊撃手の根尾昂内野手(中日)、小園海斗内野手(広島)が1位指名を受けた。「意識はある」。前人未到の快挙を達成し、世代どころか球界を代表する遊撃手を狙う。

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