ヤクルト・寺島は現状維持1100万円でサイン 来季こそプロ初勝利「1勝は絶対に」
ヤクルトの寺島成輝投手が28日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1100万円でサインした。
先発ローテ入りも期待された2年目の今季は、1試合のみの登板。先発した7月1日の阪神戦で2回6失点と打ち込まれ、プロ初黒星を喫した。
“高校ビッグ4”と称されて16年度ドラフト1位で入団したが、今季もプロ初勝利はお預け。楽天・藤平、西武・今井、広島・高橋昂やチームメートの梅野にも先を越され「嫌でも結果は見えるので、自分も頑張ろうとは思う」と巻き返しを期した。
2軍では20試合に登板し「2軍とはいえ、1年間投げられたことはよかった」とプラスに捉えた左腕。来季に向け「1勝は絶対に、1勝できなかったら覚悟するという、そのぐらいの気持ちでやった方がいいかなと思う」と決意を示した。(金額は推定)