楽天・由規が移籍会見「1日でも早く支配下を勝ち取り、恩返ししたい」

入団会見で楽天のユニホームに袖を通した由規=楽天生命パーク
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 今季限りでヤクルトを戦力外となり、楽天に育成枠で移籍が決まった由規投手(28)が28日、楽天生命パークで入団会見を行った。

 今季6月に右肩を痛め戦列を離れ、10月に戦力外通告を受けたが、現役続行を希望し、オファーを受けた故郷・仙台の楽天で再出発する。「どうしてもやっぱり野球がやりたいという気持ちで(現役続行を)決断したなかで、地元仙台での楽天イーグルスさんに声を掛けて頂いて感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。

 今月からキャッチボールを再開し「痛みなくキャッチボールできていますし、今は順調に進んでいる」と由規。「来年12年目になりますが、心機一転といいますか、楽天イーグルスのチームスローガンを見ましたが、『RESTART!』ということで、僕自身も新たなスタートだと思うし、野球人生をかけて、もう1度初心にかえって新鮮な気持ちで野球に臨みたい」と話した。育成枠からのスタートとなるが、「コツコツとやれることをやって1日でも早く、支配下を勝ち取って楽天イーグルスに恩返しがしたいです」と意気込みを語った。

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