ロッテ・清田 600万減の4400万円でサイン「しっかり結果を出さなきゃ」
来季、プロ10年目の節目を迎えるロッテ・清田育宏外野手(32)が29日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、600万減の4400万円でサインした。
「ケガで入った1年、それが後半に疲れたところで出たかな」と振り返るように、2月末の左ふくらはぎ肉離れで出遅れて開幕メンバーに漏れた。
復帰すると、5月度の「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞するなど打撃上昇の兆しが見えた。
「これまで世話になった井口監督を男にしたい」と懸命にバットを振ったが、夏場を過ぎから徐々に出場機会が減り、清田らしい打撃を取り戻すことはできなかった。
96試合で打率・226、2本塁打、27打点に終わった。
来年は33歳になる。「(野手陣では)一番上の方になってきたので違うところは違うと言う。(チームが)沈んでいるときにどう盛り上げるか考えていきたい」と話しながらも、一方で「自分の結果を求めなければ」と来季を見据えた。
現在は自分を見つめ直しパワーアップに努めている。さらには目のトレーニングにも取り組んでいる。
両目は1・5だが、「動いているものをぶれないで、どうやって捉えるか」。
2月1日のキャンプインで紅白戦が行われる。「しっかり結果を出さなきゃ」。前日、散髪してスッキリした表情で締めた。