オリックス・近藤 現状維持を保留 球団と意見の対立はなく「もっと話をしたい」

 オリックスの近藤大亮投手が30日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉に臨んだが、現状維持の3500万円の提示を保留した。

 「金額にこだわりはないです。もっと話をしたいと思ったので保留しました。来季は中継ぎを引っ張っていかないといけない立場なのでいろいろ話をさせてもらいました。負けてるときに投げる投手もいる。勝ち試合で投げなければ評価されないとなるとモチベーションが湧かなくなる。今年はリーグ1位のチーム防御率でした。そういう投手が頑張ったからというのもある」

 球団と意見の対立があるわけではなく。中継ぎ陣の評価について話をしたという。

 交渉に当たった森川球団本部長補佐は「もめているということではなく、彼の言い分も分かる。来季の査定に一部反映した方がいいのではないかという部分もあります」と理解を示していた。

 近藤は今季52試合に登板し3勝3敗9ホールド、防御率3・33だった。(金額は推定)

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