巨人・山口寿一オーナー（６１）が１日、胆石を患い入院中の長嶋茂雄終身名誉監督（８２）が、早ければ年内にも退院できる見通しであることを明らかにした。

　都内のホテルで行われた巨人のＯＢ会総会に出席。あいさつに立った同オーナーは「入院が長引いておりましたけど、先頃、外出の許可が出て、現在は自宅に戻られているということです」と近況を報告。そのうえで「肝心の胆石の方も落ち着いているということですので、順調にいけば、年内に退院という風にうかがっております」と見通しを示した。

　また、同オーナーは自宅で転倒し頸椎の一部を骨折し、８月中旬から入院している渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆（９２）の近況にも「先週、今週と病院からではありますけれども、会社に出社して仕事を再開しております」と言及。「お二人合わせると３、４回か危篤説、死亡説が流されましたけれども、実際には２人ともそのように順調に回復しているということです」と話した。