ソフトバンク厳冬更改!?上林がほぼ倍増のアップ提示を保留「少し差が出た」
ソフトバンクの上林誠知外野手(23)が1日、ヤフオクドーム内で契約更改交渉に臨み、今季の年俸3500万円からほぼ倍増となる7000万円前後の提示を保留した。
5年目の今季は初の全143試合出場。打率・270、自己最多22本塁打、62打点を記録も「考えていた金額と少し差が出た。評価はしてもらったけど納得いく形で来年を迎えたい」と5日に再交渉に臨むことになった。
1日から主力の契約更改交渉がスタートしたが、最初に登場した上林が保留。11月30日のスポンサーパーティーでは孫オーナーがビデオメッセージで「1番以外は嫌なんです」と来季の「完全優勝」を厳命していた。2年連続日本一こそ果たしたがレギュラーシーズンで2位に終わったことが各選手の契約にも影響を及ぼしそうだ。
三笠球団統括本部長は「年間を通して安定した成績を残した人は評価する」と説明。シーズン終盤やポストシーズンでの印象度だけで高い評価はしないことを強調した。それだけに1シーズンを通してチームに貢献した上林の保留は「厳冬」更改を予感させる。