ロッテ・福浦、減額制限超え1500万円減 兼任の2軍打撃コーチに軸足

 今季2000安打を達成したロッテ・福浦和也内野手(42)が3日、契約更改交渉に臨み、減額制限を超える1500万減の2000万円で更改した。

 球界最年長となる来季も現役だが、「2軍打撃コーチ」兼任で若手選手の育成、指導にあたる。年俸はコーチ代込みとなった。

 球団からは「コーチの方を多くやってほしい」と要請されたそうで、福浦も「選手が迷わないようにして、長所を伸ばしたい」と指導者に意欲的だ。コーチミーティングにも参加し、ロッカーなどもコーチ室を使う。1軍に昇格する場合は、選手に専念する。

 林球団本部長は「軸足をコーチに移す。2軍の試合にも帯同するし、(1軍昇格時は)準備が結構大変だと思います」と話す。

 ドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)の父親が43歳と聞いて、この14日に同じ年になる福浦は「マズイですね。まだあのオッサンが頑張っているなと(藤原に)見てもらえればいい」と笑っていた。

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