巨人沢村 抑え奪還へ「勝負していきたい」2850万円の減俸も巻き返し誓う

 巨人の沢村拓一投手が4日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億5000万円から2850万円(19%)ダウンとなる1億2150万円でサインした。

 セットアッパーを任された今季は49試合に登板し、1勝6敗、防御率4・64。8月の阪神戦では6失点と炎上し、大逆転負けを喫するなど、納得のいかないシーズンだった。昨季は故障に泣き、登板なしから復活の兆しはみせたが「僕自身、夏場にかかるほど、バテましたし、1年間戦い抜くのは厳しいシーズンと身をもって感じた」と振り返った。

 原監督の構想では先発転向も視野に入っていたが、沢村自身がリリーフでの巻き返しを直訴。この日も抑え一本での勝負を誓った。16年にはセーブ王に輝いた実績もあり、「クローザーというポジションに戻って勝負していきたい。15年から抑えをやらせていただいたんですけど、喜び、辛さを身にしみて感じることができる。監督、コーチ、ファンの皆さんもそうですけど、変わったと思われるシーズンにしたい」と力を込めた。(金額は推定)。

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