中日・与田監督、根尾の育成&V奪回“2大要望”受ける
中日の与田剛監督(53)が4日、名古屋市東区の中部電力本店で同社相談役の三田敏雄・中日ドラゴンズ後援会長(72)を表敬訪問。「根尾の育成」と「V奪回」の“2大要望”を受けた。
「根尾君は日本球界の宝。名選手、超一流の選手に育ててほしい」
やはり、話題の中心になったのはドラフト1位で入団する怪物高校生だった。自らの右腕で4分の1の当たりクジを引いた指揮官は「地域のみなさんが求めていた選手。しっかり育てていかないと」と背筋を伸ばした。
三田後援会長の要望はもう一つ。強竜復活だ。
「優勝を目指して、ガツガツやってほしい。中日をもっと明るく、にぎやかにしてほしいと思っています」
6年連続Bクラスは、球団史に刻まれる負の遺産。ただ、過去を引きずる必要もない。今は生まれ変わるタイミング。強い期待をヒシヒシと感じ取った与田監督は「てっぺんだけを、優勝だけを目指して頑張ります」と力を込めていた。