DeNAラミレス監督、巨人・丸を警戒 混セも予言「4チームV争い」
DeNAのアレックス・ラミレス監督(44)が6日、積極補強を進める巨人に強い警戒感を示した。一方でリーグ3連覇の広島の戦力低下を含め、来季のセ・リーグは混戦となると予想。21年ぶりVへ、相手戦力の分析を本格化させる構えだ。
広島をFAとなった丸、オリックスを自由契約の中島、この日は前マリナーズの岩隈と契約合意と大補強を続ける巨人。「原監督が戻って、よりまとまっていく。強いチームになる」と話した。
特に警戒するのが丸の存在。「リーグでもベストなプレーヤー。彼の加入は大きい」と警戒感を強める。その上で丸を失った広島は「どう穴を埋めるか分からない。丸がいたから周りが生きていた面もある」と分析した。
ここ2年間は広島が独走状態だったが「少なくとも4チームは優勝争いをするだろう」と混セを予言。「来年の戦いは激しくなる」とラミレス監督。ライバルの戦力もそろい始めた。ここから分析に力を注ぎ、目指す優勝へ備えを固めていく。