元阪神・藪氏 番長・清原氏との“バトル”を解説「恋でもなければ愛でもない」
元阪神・藪恵壹氏が8日、フジテレビ系「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2018」に出演。現役時代、巨人でプレーしていた清原和博氏との“バトル”について振り返った。
藪氏と清原氏は現役時代、死球を巡って何度も乱闘寸前のバトルを繰り広げた。司会の中居から「故意(死球)じゃないですか?」と問われ、「恋でもなければ愛でもない」とダジャレをまじえて否定。マウンドの藪氏に清原氏が3本の指を立てている映像の解説を求められると、「『3億もらっているよ』と」と、笑わせた。
通算打率・160と抑え込んでいたが、63打席で6死球。番長と呼ばれていた清原氏に一歩も引かず内角攻めを繰り返した。その理由について「キャッチャーが要求するから仕方ない。当時(の捕手)は矢野監督ですね」とし、「コントロールがあまり良くなかった」と弁解した。
番組に出演していた元木大介内野守備兼打撃コーチは、当時の清原氏の様子を振り返り「もうけーへんやろ。あんだけ脅したら」と言っていたことを明かし、それでも死球を当ててくる藪氏に対して「まだ、きよるぞ。あいつだけはやばい」と驚いていたという。
2012年に甲子園で行われた巨人と阪神のOB戦では、藪-矢野のバッテリーが清原氏と対戦。お約束の乱闘劇を繰り広げ、ファンを盛り上げた。