オリックスあるぞ!鳥谷?球児?獲り 阪神入り西の人的補償…高年俸でも「行く」

 19年度、推定年俸1億4000万円の藤川
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 オリックスがFA移籍した西勇輝投手(28)の人的補償として、阪神から“大物獲り”を検討していることが8日、明らかになった。福留、糸井、鳥谷、藤川、能見らがプロテクトから外れていた場合は、果敢に指名する考えがあるという。寺原がソフトバンクにFA移籍した2012年は当時通算180セーブの馬原を獲得している。今回も取られたら取り返す!?

 球団関係者の鼻息は荒かった。

 「外れていたら、行くよ」

 自由契約で日本ハムへ移籍した金子に続きFAで西が阪神へ。Wエースが一挙に流出するという“惨事”に見舞われた。とはいえ、いつまでも悲観してはいられない。取られたら取り返せばいい。幸い、FAには人的補償という制度がある。

 前出の関係者は「12億円が浮くわけだから。プロテクト名簿から外れるなら福留、糸井、鳥谷、藤川、能見もいい。ウチは主力が抜けてベテランがいなくなった。経験者を加えるという考え方もあるから」と説明した。

 今オフは年俸6億円の金子が日本ハムへ、3億5000万円の中島も自由契約となり巨人へ。そして1億2000万円の西が阪神にFA移籍し、6300万円の小谷野、5500万円の佐藤達が引退した。主力級のベテランがごっそりと抜け、5人合わせて年俸約12億円が浮いた格好となった。この潤沢な資金を生かさない手はない。阪神の高給取りがプロテクトから漏れた場合には、果敢に指名することは十分可能というわけだ。

 チーム事情もある。小谷野、中島が抜けたことで三塁手のレギュラーが不在という状況。鳥谷が漏れたなら、その候補の一人になる。左腕不足のチーム事情を考えれば能見も魅力的。もしも藤川獲得となれば、今季リーグ2位の36ホールドポイントを挙げた山本の先発転向が可能となる。

 打者に目を向ければチーム打率リーグ5位と得点力不足が課題。ならば福留、糸井の打力も欲しくなる。

 4年連続Bクラス。12球団でもっとも優勝から遠ざかっているチーム。少しでも補強するためには、あらゆるピースが考えられる。

 阪神からは西と契約締結公示日から2週間以内にプロテクトされた28選手を除く獲得可能選手の名簿が提出される。場合によってはタテジマの看板選手を取る可能性は十分にある。

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