ヤクルト・ハフの残留が決定 担当部長「片りんは見せた」カラシティーとは更新せず
ヤクルトのデーブ・ハフ投手(34)が来季も残留することが決まった。奥村編成部国際グループ担当部長が10日、1年契約で合意に達したことを明かした。
メジャー通算25勝左腕のハフは、韓国・LGから今季加入。35試合で3勝6敗7ホールド、防御率4・87の成績だった。開幕から先発ローテーションの一角を任されたが、シーズン中盤からはリリーフに回っていた。
奥村部長は「終盤は1イニングならという片りんを見せた。新しい選手を教え込むよりは、ということになった」と説明。来季もリリーフ起用を想定しての残留となった。
なお、今季7勝3セーブを挙げたマット・カラシティー投手とは、契約を更新しないことも決まった。
また、先発候補の新外国人右腕として、米ダイヤモンドバックス傘下3Aリノのアルバート・スアレス投手と交渉中で、早ければ今週中にも入団合意に達する見通し。さらにリリーフ投手の獲得を目指しており、来季は外国人5人態勢で臨む方針となった。