松井秀喜氏が原監督にビデオで祝辞、控えでも腐らぬ姿に「感動した記憶」

 巨人の原辰徳監督の殿堂入りを祝う会が10日、都内のホテルで行われ、安部晋三首相、渡辺恒雄読売新聞社主筆ら560人が出席。OBの松井秀喜ヤンキースGM特別アドバイザーがビデオメッセージで祝いの言葉を述べた。

 原氏とともに、今年の1月に殿堂入りを果たした松井氏は「一緒に殿堂に入ることができて大変うれしく思っております。私はジャイアンツに入団したとき、原さんはジャイアンツ、バリバリの4番バッターということでいつも見上げるような存在で近寄り難い雰囲気もありましたが、選手として最後の原さんと3年間、ともにプレーしていただき大きな財産になったと思っています」と感慨深げに話した。

 思い出として原氏の引退の年に控えとしてベンチで試合に臨む姿には感銘を受けたという。「ジャイアンツのスーパースターなのに、全く腐るような姿を見せなかった。それを私は非常に感動した記憶があります」と振り返った。3度目の巨人監督に就任した大先輩に「ますますのご活躍を期待しております」と祝辞を述べた。

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