西武・多和田&森 共同作業で失点減らす
西武の多和田真三郎投手(25)と森友哉捕手(23)が12日、共同作業での失点減らしを誓った。今季は10年ぶりのリーグ優勝を果たしながら、チームの防御率4・24、653失点がともにリーグワースト。先発の柱と正捕手候補が先頭になって改革に取り組む。
広島の大瀬良、会沢とともに最優秀バッテリー賞を初受賞した2人は、東京都内での表彰式に出席。74試合でスタメンマスクをかぶった森は「今年は逆転勝ちが多かったけど、もっと失点を抑えないと」と強調。来季は打ち勝つだけでなく、守り勝つ野球も目指す。
16勝で最多勝の多和田も、自身の防御率は3・81と苦しんだ。森の言葉に呼応するように「1点でも失点を少なくしたい」と口にした。今季は多和田が登板した全試合で森がマスクをかぶった。来季の中心と期待されるバッテリーは、さらなる成長を誓い合った。
チームからは昨年の菊池&炭谷に続く2年連続の受賞となった。