日本ハム清宮 3・9聖地凱旋を熱望 甲子園で阪神とオープン戦

 日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)が12日、聖地凱旋(がいせん)へ闘志を燃やした。この日、日本野球機構(NPB)から来季のオープン戦の日程が発表され、3月9日・阪神戦の甲子園開催が決定。高3春の選抜大会以来となる夢球場で進化した姿を披露する。

 「出たいですね。甲子園っていいですね」

 外出先から千葉・鎌ケ谷の勇翔寮に戻り、報道陣の取材に応じた清宮は笑顔でその瞬間を想像した。「阪神の応援はすごいので、どんな感じなのかな?と思います」。高1夏と合わせ2度出場した甲子園での通算成績は7試合で打率・429、2本塁打、8打点。自然と心が沸き立つ。

 聖地で弾みをつけ、見据えるのは19年シーズンの開幕だ。2018年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「災」と決まった日、背番号21はプロ1年目を「学」という1字で表現した。「いろんなことが初めてだったので、たくさんのことを経験できました」。苦い思い出も全て糧に、一流への道を突き進む。

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