巨人・上原 再契約で安ど 新背番号「19」がV奪回の力に…左膝も痛みなし
巨人を自由契約となっていた上原浩治投手(43)が14日、東京都内の球団事務所で再契約した。年俸5000万円で、背番号は今季の11から、プロ1年目から背負い愛着のある19に決まった。(金額は推定)
まだまだ若い選手に負けない。球界最年長となる44歳シーズンでの現役続行。上原は「年内に決まったということですごくホッとしています。同学年でいえば福浦がやってますし、刺激になっている。19を汚さないように来年1年頑張りたい」と決意を新たにした。
今季は左膝に痛みを抱えながらプレーし、10月にクリーニング手術を受けた。球団も回復具合が順調なことで再契約に踏み切った。今では軽めのジョギングや40メートルほどのキャッチボールができるまで回復。上原は「今の段階では痛みがない。かなりいい感じになっている」と開幕に間に合わせることを視野に入れる。
今季0勝5敗14ホールドで、2億円から“大幅減俸”になったが「悔しいけど仕方がない。2軍に行くことがないようにしたい」。21年目の大ベテランがV奪回の力になる。