日本ハム・清宮 ラガーマンになる 父・克幸氏仕込みのトレーニングで屈強ボディーに
日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)が14日、“ラガーマン”になる意気込みを示した。この日は千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレ。体重増でパワーアップを目指すオフ、最先端のラグビー流ウエートトレーニングで屈強な肉体を作り上げる。
走攻守の技術力向上に加え、1年間フルで戦えるボディー形成が課題だ。プロ2年目の来季、レギュラー奪取を狙う清宮は「ラグビーのフィジカルがあればなと思うことはあります」と力を込めた。
父・克幸氏は早大-サントリーと一流の道を極めたラガーマンで、現在はトップリーグ・ヤマハ発動機の監督。教え子のFB五郎丸歩とは「小さい頃よく遊んでもらいました」と親交が深く、自身も小学生のころは野球と並行してラグビーにも取り組んでいた。
「フィジカル(形成)とか、いろんな部分で最先端です。野球と違う部分もありますけど、つなげられるところはいいバランスでやれればなと思います」
184センチ102キロの大きな体には、豊富なトレーニングの知識が染みこんでいる。15日のトップリーグ(TL)決勝トーナメント兼日本選手権3位決定戦は、退任を発表した克幸氏の最終戦。「勝ってほしいです」とエールを送る清宮の表情は、決意に満ちていた。