プロアマ研修会に元阪神・藪恵壹氏 今季引退のDeNA・田中浩康氏も受講
プロ野球経験者が大学、高校の指導者になるための学生野球資格回復のプロ側研修会が14日、都内で行われ、前DeNA・GMの高田繁氏(73)、前巨人2軍監督の川相昌弘氏(54)、元阪神投手の藪恵壹氏(50)、今季限りで現役を引退した前DeNAの田中浩康氏(36)ら136人が受講した。
研修はプロ・アマ関係の歴史と経緯など4項目の講義、小テストなどで約5時間。高校1年生の愛息が、硬式野球部で外野手としてプレーしている藪氏は初受講。資格が回復すれば、息子に野球の指導ができるようになることもあって「日本(の野球)は2世が育たない。打開しようかなと」と笑みを浮かべて語った。
受講者はアマ側の研修(15、16日、東京会場)も受けた後、適性審査を経て、資格を回復する。