来季39歳の楽天・渡辺直は200万増の1700万円「まだ野球がうまくなりたい」
楽天・渡辺直人内野手(38)が15日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万増の年俸1700万円でサインした。
昨季西武を戦力外となり、今季8年ぶりに古巣楽天に復帰した渡辺直は、ほぼシーズンを通し1軍登録され、69試合に出場。ベテランらしいリーダーシップを発揮し、チームを鼓舞した。「苦しいシーズンだったが、すごく野球をやってる感があった。悔しいとか、うれしいとか、そういう気持ちで野球をできて幸せだった。その気持ちを来季、結果に結びつけていきたい」と話した。
松坂世代の1人でもあり、来季39歳シーズンを迎えるが、「自分はまだ野球がうまくなりたい、野球が好きという情熱が消えていない。その気持ちがある限り、1年間、1軍のベンチにいたい」と熱く語った渡辺直。「日本一しか目指していない。平石監督を男にしてあげたいなと思います」と、松坂世代初の指揮官に就任した同学年の平石洋介監督(38)の胴上げを誓っていた。(金額は推定)