ソフトバンク千賀、ダルと合同トレで超刺激「自分が恥ずかしい」
ソフトバンクの千賀滉大投手(25)が15日、カブスのダルビッシュ有投手(32)と米国でトレーニングを行ったことを明かした。今月上旬に渡米して現地で1週間、メジャー57勝右腕と汗を流した。
「雲の上の存在と思っていた自分が恥ずかしい。雲の上にすら確認できなかった」
ピッチング、トレーニングなど多岐にわたって助言を受けたという。「刺激を受けたというレベルじゃないくらい、来季だけでなく、今後への刺激になった」。この日は午前中にヤフオクドームを訪れ、黙々とトレーニングに時間を費やした。
今季は自己最多タイとなる13勝をマークしたが、開幕投手を任されながら故障などで4度出場選手登録を抹消され、規定投球回に2イニング届かなかった。
昨年12月の契約更改交渉では、ポスティングシステムによる将来的なメジャー移籍を直訴した。元来、球団はポスティング移籍を認めていないが、いずれにしても圧倒的な数字を残さない限り「夢」への道は開けないことは理解している。ダルからの大きな刺激を、必ず来季へつなげる。