ソフトバンク・和田、球団史上最大3億円減も感謝 年俸1億+出来高で1年契約
ソフトバンクの和田毅投手(37)が18日、ヤフオクドーム内で契約交渉に臨み、3億減の1億円プラス出来高払いの1年契約でサインした。野球協約の減額制限(年俸1億円超は40%)を大幅に超える減額となった。
11年松中の2億円減(50%減)を上回る球団史上最大のダウン提示も冷静に受け止めた。貴重な左の先発として日本一になるための必要な戦力-。球団からの言葉を意気に感じ「出来高まで付けてもらってありがたい」と感謝した。
春季キャンプで生じた左肩違和感の影響で、今季は国内で初めて登板なしで終えた。オフには巨人・杉内ら同学年が相次いでユニホームを脱ぎ「引退もよぎった」。そんな中で現役を続けられる喜びと使命を口にした。
「投げていない中で期待をしてもらえている。球団の判断が間違っていなかったことを証明したい」
左肩の状態も快方に向かい、既に立ち投げを始めた。「1日1%ずつでもよくなれば、100日あれば100%になる。そういう気持ちでやりたい」。来年3月29日の開幕まで100日。準備する時間は十分にある。