中日・松坂、6500万増8000万円で契約「恩返しできれば」
中日は19日、東京都内で松坂大輔投手(38)と来季の契約を結んだと発表した。年俸は今季の1500万円から6500万増の8000万円。
竜移籍1年目の今季は復活の兆しを見せた。2015年に大リーグから日本球界に復帰したソフトバンクでは右肩の故障に悩まされ、3年間で1試合の登板だった。しかし、今季は国内12年ぶりの白星を飾るなど、11試合で6勝4敗、防御率3・74でカムバック賞も受賞。グッズ売り上げや観客動員など営業面でも貢献した。
松坂は球団を通じて「球団にはこれ以上ない評価をしていただき、またあらためて契約をしていただき感謝をしています。今年の成績から少しでも上積みをしてチームに貢献し、恩返しができればと思います」とコメント。西山球団代表は「交渉の席で松坂投手の来季に懸ける強い決意を確認することができた。若い投手たちを引っ張って新生ドラゴンズのけん引役になってくれると確信している」と来季に期待を寄せた。