DeNAドラ2・伊藤“ノムラの考え”武器にプロでの活躍誓った!
DeNAのドラフト2位・伊藤裕季也内野手(22)が19日、東都リーグ、明治神宮大会の優勝祝賀会に出席。元楽天監督の野村克也氏(83)が社会人・シダックスの監督を務めていた時の正捕手だった坂田精二郎監督(44)から受け継いだ“ノムラの考え”でプロでの活躍を誓った。
普段から野村氏の著書を読み込み「坂田監督の言葉の本質を確かめられた」と伊藤。「投手だけじゃなく捕手、相手バッテリーの考えを読み取ることと書いてあった。それは自分も4年間、大事にしてきた」という。
それが表れたのが明治神宮大会決勝の環太平洋大戦。八回の逆転2ランは「いろいろな思いが詰まっていた」と配球を読んで初球を捉えた一打だった。
この日の祝賀会で野村氏にあいさつし「本を読み返して成長したい」と来年1月の入寮にも著書を持ち込む考えだ。野村氏も「プロに入るのは簡単だがそこから一人歩きするのが大変。ここからが勝負」と“孫弟子”にエール。プロで活躍して「いいぼやきをしてもらいたい」と話す伊藤が、“ノムラの考え”を武器にプロの舞台へ挑む。