“内海ショック”に巨人・吉川光夫は「最初に声をかけてくれた方だった」
巨人の吉川光夫投手が20日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行った。内海移籍ショックを振り払い、来季は中継ぎとして勝利に貢献すると意気込んだ。
背番号は21から今季限りで引退した山口哲がつけていた47を受け継ぐ。来季、先発から中継ぎに配置転換されることが有力だ。先輩には連絡を入れ、激励されたという左腕は「すごいピッチャーがつけていた番号なので、恥じないようなピッチングをしないと。頑張らないといけない」と決意を新たにした。
この日はお手本としていた左腕、内海が炭谷の人的補償での西武移籍が決定。「(日本ハムから16年に)トレードで移籍してから、最初に声をかけてくれた方だった」と言葉を詰まらせた吉川光。来季については「山口さんぐらいの登板数が目標」と悲しみを拭い、9年連続60試合登板の記録を持つ先輩のようなタフネス左腕として活躍すると誓った。