台湾プロ野球（ＣＰＢＬ）史上初のポスティング制度で日本ハムに移籍した王柏融外野手（２５）＝前ラミゴ＝が２１日、札幌ドームで入団会見に臨んだ。

　１９日に台北市内の５つ星ホテル「Ｗ　Ｔａｉｐｅｉ」で行われた入団会見の後、２０日に北海道へ移動。この日、本拠地に足を踏み入れて「みなさん、こんにちは。私がワン・ボーロンです。よろしくお願いします」と日本語で決意を込め、「好きな日本食はラーメンとカレーです」と笑顔で日本愛を強調した。

　“台湾の大王”と称される王柏融は１６、１７年と２年連続で打率４割超えを達成。１７年は打率・４１４、３１本塁打、１０１打点で台湾人選手としては初となる三冠王にも輝いた。

　栗山監督は、改めて「チームが勝つために来てくれました。うれしくてたまりません。必ずや結果を残して喜んでもらう、そのことを考えて前に進んでいきます。北海道の仲間になります」と期待。王柏融は「以前からファイターズに入団したいという気持ちがありました。さらなる高みを目指して参りたいと思います。常に前向きな気持ちで１試合、１試合挑んでいきます。とてもワクワクしており、期待しています」と活躍を約束した。