中日・山井、オフはランニング&釣りざんまい 来季の目標はキャリアハイ
中日・山井大介投手(40)のオフは、ランニング&釣りざんまいだ。オフの過ごし方はここ数年変えていない。「これから10年、現役を続けたとしても、変えないと思う」と自信を持って取り組んでいる。
11月まではブルペンで投げ込むが、12月から走り込みに集中。「この時期は下半身から体幹にしっかり刺激を入れたい」。年明けに10日間、鳥取のトレーニング研究施設「ワールドウイング」でシーズン仕様の体に整える。
オフ一番の楽しみは釣り。知多半島から船で伊良湖岬の沖に出て、今の時期はブリ釣りに熱中する。出世魚のブリは全長80センチを超えないとブリとは呼ばないそうで、今季はまだ75センチ級のワラサしか釣っていないことを悔しがる。
今季、40代では史上9人目となる完封勝利を挙げるなど3勝をマークしたが、本人は不満だ。「来季の目標はキャリアハイ」。自己ベストは最多勝のタイトルを獲得した2014年の13勝。来季は14個以上の白星を釣り上げ、ブリのように投手陣の柱に出世する。