DeNA・大和、鉄壁守備取り戻す 手術した左足首も「問題ない」
10月に左足首を手術したDeNA・大和内野手(31)が21日、横須賀市内の2軍施設で続けていたリハビリを終了した。年明けからは通常トレーニングを開始し、移籍2年目の来季は鉄壁の守備を取り戻すことを誓った。
阪神からFA移籍1年目の今季は主に遊撃手として出場。だが、横浜スタジアムの新人工芝に苦しみ、開幕戦で先頭打者の打球を失策するなど、得意の守備で遊撃手リーグワーストタイの11失策と不本意な結果になった。
「今年の失敗を糧にしたい。同じことを繰り返すわけにはいかない」と守備への強い思いを口にする。その中で「守備範囲が狭くなったとは言われたくない」とし、際どい打球をアウトにするチャレンジは崩さない。
規定打席到達者で遊撃手の最少失策数は03年の中日・井端の2失策。「凡ミスをなくして、失策をできる限り減らしたい」。この日も室内練習場で打撃練習などを行い「問題ないです」と術後の患部の状態を確認。全試合出場と鉄壁の守備復活を果たし、勝利を引き寄せる。