日本ハム・清宮幸太郎内野手（１９）が２３日、千葉・鎌ケ谷の２軍施設で行っていた自主トレを打ち上げた。

　室内練習場に姿を見せるとランニング、ダッシュなど走り込み。大粒の汗を流しながら、報道陣の取材に対応した清宮は「新しく学んだことばかりだったんですけど、どれもすごく勉強になりました。確実に来年につながる１年になったと思います」とプロ１年目シーズンを振り返った。

　今季は５３試合に出場して打率・２００、７本塁打、１８打点。デビューから７試合連続安打の新記録（ドラフト制後）を打ち立て、またソフトバンク・王貞治会長の１年目の本塁打数（７本）に並ぶなど存在感を示した。

　「しっかりとレギュラーを取って、リーグ優勝と日本一に貢献することが一番だと思います。今年１年たくさんいろんな経験をさせていただいたので、本当に来年はファイターズの主力になって、自分が優勝に導けるようにしたいと思います」

　今後は自主トレ場所を都内に移し、トレーニングを継続していく予定。「いい年末年始を過ごしたいですね」と笑顔で話し、鎌ケ谷の勇翔寮を後にした。