堀内恒夫氏 巨人軍の「上下関係」を明かす
野球評論家の堀内恒夫氏が23日、ブログで、巨人に存在した「上下関係」について触れた。
読者の質問に答える形で「巨人はね、昔っから入団した年に関係なく年功序列なんだよね。入団が自分より遅くても1つでも年齢が上なら必ず『さん』づけで呼ぶとかね」と、入団年ではなく年齢によって上下関係が決まると説明。
巨人は大人の集団だったと振り返り、当時高卒で入団した堀内氏は「そこでね『年長者を敬う』ということを教えてもらったよね。これはね『上下関係が厳しい』とは違うよ」と、最近のスポーツ界でニュースになった“ハラスメント”のようなものではなく、年上の人に敬意を払うという基本姿勢を身につけたとした。
派閥のようなものもなかったといい「長嶋さん、王さんが仲が良かったでしょ。みんな、個性は強かったけど(笑)まとまりがあったよね。投手陣も年齢関係なく仲良くやってたよ」と、懐かしそうに振り返った。