王貞治がレジェンド選手1位「プロ野球総選挙」で発表 2位は長嶋、3位は松井秀
ソフトバンクの王貞治会長が24日放送されたテレビ朝日系「プロ野球総選挙~レジェンド選手編~」でトップに輝いた。2位は長嶋茂雄、3位には松井秀喜がランクインした。
同番組は「ファン1万人がガチで投票!本当にスゴいプロ野球選手ベスト30」と銘打って、プロの世界から引退している選手から一番すごい選手を決めるアンケートを行い、上位30選手をカウントダウン形式で発表した。
王はやはり一本足打法から放った868本塁打がファンの支持を集め、長嶋については天覧試合での本塁打をはじめ、引退試合での「我が巨人軍は永久に不滅」などの言葉がファンの心をつかんだことを紹介。3位の松井については、ヤンキース時代にMVPを獲得した2009年のワールドシリーズでの本塁打を振り返った。
番組出演したプロ野球評論家の野村克也氏は、1位予想に長嶋茂雄氏の名を挙げ、「この人はね、選手としては大したことがないの。人気がすごいの。あの人気は何なんだろう。この人のうまいのはね、優しいゴロを難しく見せる」と“ノムさん節”を披露していた。
今年1月8日放送の同局系「プロ野球総選挙」では現役選手も含まれ、【野手部門】では1位にイチロー、2位に王貞治、3位が長嶋茂雄、4位が大谷翔平、5位が松井秀喜がランクイン。【投手部門】では、1位に大谷翔平、2位・野茂英雄、3位・稲尾和久、4位・金田正一、5位・田中将大だった。
なお、この日発表されたベスト30は以下の通り。カッコ内は主な所属球団。(敬称略)
1位・王貞治(巨人)
2位・長嶋茂雄(巨人)
3位・松井秀喜(巨人)
4位・沢村栄治(巨人)
5位・野茂英雄(近鉄)
6位・金田正一(国鉄)
7位・野村克也(南海)
8位・落合博満(ロッテ)
9位・川上哲治(巨人)
10位・黒田博樹(広島)
11位・衣笠祥雄(広島)
12位・星野仙一(中日)
13位・バース(阪神)
14位・稲尾和久(西鉄)
15位・古田敦也(ヤクルト)
16位・江夏豊(阪神)
17位・金本知憲(阪神)
18位・ラミレス(ヤクルト)
19位・清原和博(西武)
20位・桑田真澄(巨人)
21位・江川卓(巨人)
22位・前田智徳(広島)
23位・新庄剛志(阪神)
24位・原辰徳(巨人)
25位・山本昌(中日)
26位・掛布雅之(阪神)
27位・福本豊(阪急)
28位・津田恒実(広島)
29位・村田兆治(ロッテ)
30位・張本勲(東映)