ミスタータイガース掛布雅之氏は26位「プロ野球総選挙」で阪神は金本氏もランクイン
“ミスタータイガース”掛布雅之内野手が24日、テレビ朝日系「プロ野球総選挙~レジェンド選手編~」で26位にランクインした。ほかにもバースや金本らの阪神勢がランクに入った。
番組では「ファン1万人がガチで投票!本当にスゴいプロ野球選手ベスト30」と銘打って、プロの世界から引退している選手から一番すごい選手を決めるアンケートを行い、上位30選手をカウントダウン形式で発表した。
掛布については、21年ぶりのリーグ優勝を決めた1985年10月16日のヤクルト戦(神宮)で放った本塁打や、球宴での3打席連続本塁打を紹介。
スタジオゲストとして出演した、1985年の優勝監督でもある吉田義男氏は掛布だけでなく、バース、岡田彰布、真弓明信らの名を挙げながら優勝を振り返ったが、以降日本一から遠ざかっていることに対し、「あの1年だけでしたね。阪神ファンの方、申し訳ない」と苦笑いを浮かべていた。
ほかの阪神勢では、7試合連続本塁打を放つなど、三冠王も獲得したランディ・バース内野手が13位に、江夏豊投手が16位に入った。江夏投手はシーズン三振記録を王貞治から奪ったシーンや球宴での9連続三振を振り返った。
17位には、金本知憲外野手が続き、左手首を死球骨折した翌日、強行出場した巨人戦で放った右手一本での右前安打などその鉄人ぶりを紹介した。
23位には新庄剛志外野手が名を連ね、巨人戦で敬遠球をサヨナラ打にしたシーンや、日本ハム時代に放った幻のサヨナラ満塁本塁打や、球宴でのホームスチールなど、“記憶に残るシーン”が映し出された。
なお、この日発表されたベスト30は以下の通り。カッコ内は主な所属球団。(敬称略)
1位・王貞治(巨人)
2位・長嶋茂雄(巨人)
3位・松井秀喜(巨人)
4位・沢村栄治(巨人)
5位・野茂英雄(近鉄)
6位・金田正一(国鉄)
7位・野村克也(南海)
8位・落合博満(ロッテ)
9位・川上哲治(巨人)
10位・黒田博樹(広島)
11位・衣笠祥雄(広島)
12位・星野仙一(中日)
13位・バース(阪神)
14位・稲尾和久(西鉄)
15位・古田敦也(ヤクルト)
16位・江夏豊(阪神)
17位・金本知憲(阪神)
18位・ラミレス(ヤクルト)
19位・清原和博(西武)
20位・桑田真澄(巨人)
21位・江川卓(巨人)
22位・前田智徳(広島)
23位・新庄剛志(阪神)
24位・原辰徳(巨人)
25位・山本昌(中日)
26位・掛布雅之(阪神)
27位・福本豊(阪急)
28位・津田恒実(広島)
29位・村田兆治(ロッテ)
30位・張本勲(東映)