日本ハム・大田 巨人時代の大先輩“内海撃ち”誓う「絶対打ちたい」
日本ハム・大田泰示外野手(28)が24日、“内海撃ち”を誓った。この日は千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレ。17年ア・リーグMVPのアストロズ・アルトゥーベを参考にし、尊敬する巨人時代の大先輩を打ち砕く。
「エースとしてたくさん練習する姿を見ていた。対戦する機会があれば絶対打ちたい」。巨人にFA移籍した炭谷の人的補償で西武に移籍した内海。阿部のグアム自主トレに同行した時に、同じグラウンド、同じ宿舎で時間を共有した。
悩み、苦しむことが多かった当時は「よく声を掛けていただいた」と大田。今季は出場104試合で打率・274、14本塁打、59打点。「30本塁打」を目標に掲げる来シーズンに向け、168センチと小柄ながらメジャー4年連続2桁本塁打の強打者から成長のヒントを得た。
「低めを一切捨てて、フライボールを打てる高めを待つ」。レアードが退団し、三塁へのコンバートが現実味を帯びてきた来季。先輩のように不断の努力で飛躍を遂げ、進化した打棒で恩返しの一打を放つ。