ヤクルト新助っ投スアレス&マクガフ獲得発表 ともに最速150キロ超
ヤクルトは25日、新外国人として前ダイヤモンドバックス傘下3Aリノのアルバート・スアレス投手=右投げ右打ち=と前ロッキーズ傘下3Aアルバカーキのスコット・マクガフ投手=右投げ右打ち=の獲得を発表した。ともに1年契約で、スアレスが年俸45万ドル(約4950万円)で背番号「70」、マクガフが年俸50万ドル(約5500万円)で背番号「37」。(金額は推定)
29歳のスアレスは、メジャー通算40試合で3勝8敗1セーブ、防御率4・51。今季は3Aで31試合に登板して0勝1敗1セーブ、防御率4・97。ソフトバンクのスアレスの実兄になる。
150キロを超える直球と多彩な変化球が持ち味で、先発として期待される。球団を通じ「自分の持っている力を最大限に発揮し、スワローズを優勝に導けるように努力します。このチャレンジは自分にとっても大きな意味をなすものと感じており、大変喜んでおります。今から素晴らしいスワローズファンにお会いできるのを楽しみにしております」などとコメントした。
同じく29歳のマクガフはメジャー通算6試合で0勝0敗、防御率9・45。今季は3Aで43試合に登板し、7勝3敗1セーブ、防御率5・55。15年はマーリンズでイチローの同僚だった。
最速157キロを計測し、奪三振率も高い剛腕タイプ。中継ぎとして期待がかかる。オレゴン大学時代の2010年には、来日して試合経験もある右腕。「ヤクルトスワローズの一員となることができて、大変うれしく思います。再度、日本の素晴らしいファンのみなさんとお会いできることを楽しみにしています。優勝に貢献できる機会をいただけたことに感謝しています」などと球団を通じてコメントを寄せた。