堀内恒夫氏 巨人軍の厳格な慣習「ジャイアンツタイム」を明かす

 元巨人監督で野球評論家の堀内恒夫氏(70)が25日、ブログを更新し、巨人に存在する「ジャイアンツタイム」を紹介した。

 23日に更新したブログで「巨人軍の上下関係」について説明した堀内氏は、それに関連した例として寮から練習場までのバス移動を持ち出した。「寮から練習する多摩川グラウンドまでバスで移動するんだけど選手は40人以上いるのにバスの定員は30名。往復してくれるわけでもなくつまりこれって下のやつらはグラウンドまで走って行けってことなんだな」と自身の1年目を振り返った。

 ただ、堀内氏は素直に走ったわけではないようだ。「快適な移動方法はないものか俺もちょっと考えた。その答えがヒッチハイク(笑)道路脇でね巨人のユニフォーム着て手をあげるとたいがいの車は止まってグラウンドまで送ってくれたんだよ(笑)」と古き時代を懐かしんだ。

 そしてバス移動といえば「ジャイアンツタイム」が重要だと強調する。「例えばね10時出発と言われたら9時50分に出発するよっていう意味。常に10分前行動これがいわゆる『ジャイアンツタイム』。10分前には例え乗っていない選手がいても必ず出発する」と巨人軍の厳格な慣習を説明した。

 最後には「そういえば松井秀喜がよく置いていかれてたよね(笑)」とも暴露。「あいつ10分前の出発には間に合ってんだよ。ちゃんと来てんの、遅刻じゃないのよ。姿が見えてるからみんな来てると思うでしょ。なのにいざ出発となるとどっかに行ってんだな。出発してから松井が乗っていないことに気づき『あいつ、また置いてけぼりか』って何度思ったことか(笑)」と謎の“失踪”が多発したことを明かした。

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