輝星よ、ありの~ままの~姿見せるのよ~ 日本ハム栗山監督が期待
日本ハム・栗山英樹監督(57)が2日、ドラフト1位・吉田輝星投手(17)=金足農=に“不変のススメ”を説いた。初めからプロ仕様に変えるのではなく、求めるのは昨夏の甲子園と同じ姿。投球フォームなど本来の良さが失われないようにするのが狙いだ。
「ありの~ままの~」。指揮官はディズニーの大ヒット映画「アナと雪の女王」の主題歌を口ずさんだ。「能力があって力があるから評価しているわけで、そのまま勝負してほしいと思う」。清宮に口酸っぱく伝えてきたことを、右腕にも同じように期待する。
最速152キロの真っすぐを軸に昨夏の甲子園準優勝。即戦力として栗山監督は早期デビューのプランを描く。「自分に足りないものがあったら変えればいいだけの話で、最初から変える必要はない」。まずは潜在能力を最大限に発揮させ、成長を見守る。