早大・小宮山監督、始動日にいきなり喝!「笑っているうちは何も得られない」

 東京六大学リーグの早大が5日、東京都西東京市内の同大学グラウンドで始動した。ロッテや大リーグ・メッツなどで活躍した小宮山悟監督(53)が1日付で正式に就任後、初指導。理想像に02、03年でリーグ4連覇したチームを挙げ、常勝軍団の形成を誓った。

 早大史上、最強との呼び声高い時代を手本にする。鳥谷敬(現阪神)、青木宣親(現ヤクルト)らを擁した2年間、4季連続で六大学の頂点に立った。「まったくスキがなかった。その雰囲気にチームを持っていけるか」と小宮山監督は言う。

 その本気度は早速、午前中のトレーニング後に表れた。笑みを浮かべて練習する選手がいたことを指摘し、「笑っているうちは何も得られないよ」と一喝した。主将の加藤雅樹外野手(3年・早実)は「緊張感がある」と引き締まった雰囲気を歓迎する。

 新指揮官は「天と地ほどの差がある」と4連覇したチームと現状を厳しく比較する一方、期待も大きい。ブルペンで投手陣をじっくりと観察し「タレントはそろっている」と黄金期再来を見据えた。

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