箱根駅伝Vから刺激…ドラフト候補の東海大・海野隆司&原田泰成が始動
今秋ドラフト候補にそろって挙がる東海大・海野隆司捕手(3年・関西)と原田泰成投手(3年・東海大望洋)が7日、神奈川・平塚市内の同大学グラウンドで始動した。3日に箱根駅伝で初優勝した陸上競技部から刺激を受け、年明け初練習から気合十分。大学日本一へ、気持ちを新たにした。
自分たちも負けられない。競技は違えど、同じ体育会の頑張りはともにテレビで観戦。6日のミーティングで安藤強監督からも全国制覇したバスケットボール部を含め引き合いに出され、海野は「続いていきたい」と力を込めた。
昨年は首都大学リーグで春夏連覇したが、全日本大学選手権では初戦敗退した。エースで最速151キロ右腕の原田も「全国大会で日本一を取る」と意気込みは強い。大学ラストイヤーで悲願達成を狙う。
お互いにプロを目指して挑む年となる。海野は故郷・岡山へ帰省中に関西の先輩であるヤクルト・上田、楽天7位・小郷らとトレーニング。原田も高校の後輩であるロッテ・島やヤクルト・金久保と言葉を交わした。上の舞台への憧れは強まっている。
この日はDeNA、ソフトバンクの2球団が訪問した。大学屈指の実力を誇るバッテリーへの注目度は高い。海野&原田の強力コンビはチームを頂点へと導いた上で、同じ目標をそろってかなえてみせる。