東都大学リーグ 今春のタイブレーク導入を見送り
東都大学野球連盟は8日、都内で監督会を開いて引き分け規定の変更を了承した。従来の延長十五回制で試合時間が4時間半を超えたら新たな延長回に入らないルールから、3時間半に短縮。今春1部リーグから運用される1日3試合5週制を円滑に進めていくことが狙いとなる。
なお、同時に検討されていたタイブレークについては、今春からの導入は見送りとなった。同連盟の瀬尾健太郎事務局長は「85年以上やってきたという意見が出た」と、1931年の連盟結成の伝統を重視した声が上がったと説明。同会幹事長の亜大・生田勉監督は「(1日3試合を)やってみて不都合なことがあれば」と、引き続き審議していく考えを明かした。