ヤクルトの新人合同自主トレが８日、埼玉県戸田市の戸田球場で始まった。視察した小川淳司監督（６１）は、ドラフト１位・清水昇投手（２２）＝国学院大、同２位・中山翔太外野手（２２）＝法大＝を「普通にやっていれば、おそらくそうなる」と１軍キャンプでスタートさせる方針を示した。キャンプメンバーは２４日のスタッフ会議で最終決定。「キャンプがすべてではないが戦力と思っている」と期待した。

　目標の優勝へ、指揮官は今季のテーマに「挑戦」を挙げた。清水も呼応するように、新調したグラブには「ＮＯ　ｒｉｓｋ，ＮＯ　ｆｕｎ」（リスクを負わねば、その先の楽しみもない）の刺しゅうが。「１月中にしっかりブルペンに入って、捕手にいい状態で投げられるようにしたい」と意気込んだ。